知らなかったこと

ラジウム・シティ

映画「ラジウム・シティ」オフィシャルサイト

ラジウム…それは魅惑の万能の物質、と思われていた半減期約1600年の放射性物質。1902年にラジウム塩が抽出されて、地球上に青い光が現れてから、100年以上経過して、現在に至るまで、利用され続けてきました。

ラジウム・シティという映画は、1920年代にアメリカで起こっていた事象をたどる1987年に作られたドキュメンタリーです。今回わたしは、渋谷のアップリンクで、小林エリカさんのトークを聞いた後に、この映画を観ることができました。小林エリカさんの興味が彼女の口から誠実な言葉によって、ラジウムに関わってきたキューリー夫人やラジウムガールズの個人が個人として、身近に感じられました。歴史的な一事実は、かぎ針編みで編まれたように、現在2010年代に繋がっていて、わたしもその時代を生きているのだなあとぼんやり思いました。

わたしが知らなかった事実はいくらでもあり、そのことを認識して、知れる機会があるときには、どんどん飛び込んでいこうという気になりました。希望をもってたんたんと前に進みたいです。